これまでル・マンスペシャルは、フェラーリ、キャデラック、フェラーリと来たので、今回は『耐久王』こと、ポルシェの名車を3インチミニカーから見ていきましょう。
今回紹介するのは中国系のミニカーメーカー。マイストより、耐久レースの歴史に燦然と輝く名車、ポルシェ956/962Cです。
ポルシェコレクションという5台セットに含まれていた一台です。
まず、あんまり似てませんね。はい。
車高が高く、全体的に縦長でぼってりしていて、実車の魅力が大幅にスポイルされています。まあ、端的に言ってカッコよくありません()。
とりあえず、裏にはポルシェ956と記載されていますが、絶妙にユルイつくりのせいで、962にも見えます。
上から見ると、ラジエーターやインタークーラー、インテーク等々の彫りこみが深く、意外にいい感じです。リアウィングもできる限りのことはしているなという印象。(安価なミニカーだし、このくらいの粗さなら十分です)
キャノピー周辺はいい感じ。コックピットの内装も悪くないです。
個体差なのか、フロントが高くリアが低いという仕様。サスペンション落ちてるかも?
ホイールは謎。
タンポは、スポーティーでカッコいいですね。白と赤なので、ほんの少しだけザルツブルク風?(あれは赤地に白ラインですけどね)
リアウィングの『19』の自己主張が強いですが、まあ、まあ。
スケール不詳。中国製。
総評としては、要所要所でみると似てる部分もあるが、車高の高さと締まりのなさがすべてをダメにしている気がするモデルといったところですかね。タンポ印刷はいい感じなので、ホイール変えて車高下げれば化けるかも?鴨?
さて、今年のル・マンはフェラーリと共に、ポルシェが復活します。
いつかのポルシェVSフェラーリじゃい!
ペンスキーと組んでセブリングやデイトナで走っているの見ましたが、まだまだ発展途上といった印象。耐久王の名にふさわしい強さを取り戻せるのか今後に期待です。
そういえば、ポルシェ・ペンスキーの963のカラーリングは、ザルツブルクの23号車(917K)をオマージュしてるらしいですね。
文責:SOx