今月の新車で楽しみにしていた軌陸車。所謂、架線点検車。ウキウキしながら、第三土曜日に買ってきた。
軌陸車というワードで心がときめくのは、私が世間一般で『鉄オタ』と呼ばれる人種に属するからではないと信じたい…。
ギミックは、サスペンションにブームの伸縮・上下・旋回、鉄輪稼働と盛りだくさん。これぞトミカの働く車。手のひらのヒーローであります。
とりあえず、青いレールを引っ張り出してきて一緒に遊ぶと、保線ごっこが捗る。楽しい。
思ったのは、カラーリングがシンプル過ぎて少し寂しいというところ。せっかくならば、JRやら大手私鉄やらのロゴでも入れてくれれば、華やかになると思うのに。
もしかしたらタカラトミーは、マルタイをプラレールからリリースして、本車を『保線車両セット』などと銘打って抱き合わせ販売をすることを視野に入れているかもしれない。半分くらい私の妄想です。
鉄輪が回らないのは仕方なしに、また絶妙な働く車を出したなぁと感心する次第。子供に『この車何?』と聞かれた親が答えに窮するような車を出すんじゃないよタカラトミーよ(褒め言葉)。
発売前から気になっていたけど、やはりNo.94の橋梁点検車とは、金型がほとんど共通。後発の軌陸車の方には鉄輪がついて、バケットの形が変わったようで。
こういう、微変更で全く違う車に仕上げてくるような金型の使いまわしは嫌いじゃない。むしろもっとやれ。
裏からみると、タイヤが8つあるように見える(実際8つあるんだけど)。
ベトナム製。
文責:SOx