手のひら駐車場日誌

 高純度ダイカスト部 貧乏コレクターの備忘録

スーパーなC2 ─Norev Citroën C2 SUPER1600

Norev Citroën C2 SUPER1600

日本ではあまりなじみのないフランスのミニカーメーカー、ノレブよりシトロエンのラリーマシン。C2 Super1600です。

いやー、カッコいいですねぇ。

モデルは、シトロエンの3ドアモデルのC2をJWRC向けに改造したスーパー1600仕様。

内装のロールバーやスポイラー、ラリーカーらしいホイールタイヤ等々、実にジャープな一台に仕上がっています。クリアパーツのヘッドライトがポイント。

ラリーカーらしい獰猛さと、市販車ベースの面影を同時に伝えてくれる良キャストです。

マジョレットしかり、サフィール/チャンピオンしかり、フランスのミニカーメーカーのフランス車というのは、なぜかいい雰囲気を醸し出してくれるんですね。

ホイールの彫りが良い感じ。(日焼けで黄ばんでいますが…)

内装もしっかりしているし、印刷も細かいノぉ

ノレブのミニジェットシリーズより。スケールは1/58?

シャシーもメタルなので、ズッシリ重いです。

裏面には、車名と馬力(単位がchなのは仏語だからでしょう)と最高速度?が記載されています。馬力はたぶん仏馬力ですねこれ…。

一応、JWRCのS1600カテゴリについて説明を

FIA WRCの併設レースとして2001年より始まったのがJWRCカテゴリのスーパー1600です。S1600ことスーパー1600は、市販車ベースのキッドカーのため車両規定が緩く、安価にエントリーできるカテゴリであったため、複数のメーカーが参戦し、大いに盛り上がっていました。(カテゴリーの再配分等々で消滅)。

日本勢ではスズキがスイフトやイグニスで参加してました。

なお、シトロエンC2は、JWRC最多勝利数の記録をもつマシンだったりします。

 

文責:SOx