手のひら駐車場日誌

 高純度ダイカスト部 貧乏コレクターの備忘録

”スカイラインのレーシングカー”ーtomica NO.21 SKYLINE HT 2000GT-R RACING

トミカが一人遊びの無二の友だったあの頃......

tomica NO.21 SKYLINE HT 2000GT-R RACING

私がトミカで遊んでいた幼少期、すでにラインナップから黒箱時代からあるキャストはほとんどありませんでした。一方、どういうわけか古い車が好きな私はアピタやイオンの特注品、なにかしらの企画品、復刻品として発売される黒箱時代の車に夢中でした。そんなときに発売された”懐かしのカタログ付トミカ”。ページをめくるたびに出てくるのはどれも1970年代を走り抜けた名車たち、当然ほしくならないはずがありません。しかし復刻されることもなく、いつもの見慣れたものとは違うタイヤを履いた絶版品と出会うことができるようになるのはまだ先のことでした。

この車も確かに載っていました、なんだか写真を絵が混在していてこの車は絵だったと記憶しています。いつかは本物を見てみたいと何度思ったことでしょう。ノスヒロを何度も繰り返して読んでいた子供には”スカイラインのレーシングカー”はこの車を置いてほかにありませんでしたから。前後してスカイラインの50周年を記念して発売されたトミカの中にあの”スカイラインのレーシングカー”が入っていました。そしてミニカーが集めるものになるまでの数年間そのミニカーはあらゆるところを走りました。

この車もいろいろな所を走ったようですが”1F”はメッキがきれいに残っています。

実車に関してはもう説明されつくされているでしょうから特に詳しく述べることは致しませんが、ミニカーに関しては少し書いておきましょう。

SKYLINE HT 2000GT-Rのトミカは先代があります。そちらはレーシング仕様ではなく金型改修を経てオーバーフェンダーやオイルクーラー、スポイラーがつけられてこの形になりました。

ドアの開閉とサスペンションのギミックがあります。

このミニカーはワンダーランドマーケット前日に中野で買ったものですが、だいぶ傷んでいるとはいえ1Fを履いたスカイラインですから見つけたときはとても驚きました。

ウラ

写真写りのせいか思い出話が長くなってしまいました。

文責:ハジメ・ニノマエ