前回はフェラーリのアイコニックなマシンをトミカから紹介しましたが、今回はランボルギーニの伝説的な名車をマッチボックスから紹介しましょう。
本モデルは、レズニーマッチボックスではなく、マテルの傘下に入り、ホットウィールと異母姉妹くらいの関係性になったマッチボックス、いわゆる、”MBX”のモデルになります。
全体的にとてもいい仕上がりです。息を吞むような美しいスタイリングが表現されています。灯火類はタンポ印刷で再現する手法を好むMBX(ホットウィールも同様ですが)らしく、ヘッドライトなどは印刷で再現しています。ヘッドライトの印刷も、立体的に見えるように描かれていて、別パーツでない寂しさを感じさせない作りとなっています。
日本人からすると、なぜか馴染み深い響きの車名『ミウラ』は、ミウラという闘牛牧場のオーナーであり、伝説的なスペイン闘牛飼育家ドン・アントニオ・ミウラからとっているようです。(ランボルギーニの車名は闘牛関連のものが多いようです)
グレード名のP400Sは、Pがエンジンが後ろであることを表し、400は排気量4L、Sはスピントチューニングの意味です。
リア周りの印刷も良く、太いタイヤやホイールの造形などは文句のつけようがない作りこみで満足です。ホイールが箱絵と違う気がしますが、似合っているので問題ないでしょう。
タイ製。
スケールは1/60らしい。