切り詰めるという選択 ─Hot Wheels GMC Motor Home
ホットウィールの記事は結構な回数書いたわけですが、意外にも香港モノは紹介していないなと思いまして。
というわけで、香港ウィールの第一弾は、GMCのモーターホームであります。一番最初にモーターホームを選ぶセンスは青箱トミカ並ということで…す。はい。
塗装が剥げてボロボロになっても、ホットウィールらしさは満載です。
実車は8メートル(26フィート)近い巨体を持つキャンピングカー(モーターホーム)で、ホットウィールはそれを3インチに収めるために、中央10フィートを切り詰めてモデル化したとか。うーん。潔いデフォルメ。デザイナーはボブ・ロザーズ氏とラリー・ウッド御大。
実車をそのままという部分では、ジルメックスがPシリーズで同車をリリースしていました(未入手)。
入手は中古なので、あくまで推測ですが、このGMCモーターホームは赤箱ミニカとしてリリースされたものでしょう。
状態は悪くとも、シャフトは無事なのでよく転がります。さすがに世界最速のミニカーは違いますな。
前オーナーが貼ったであろうシールがルーフにあります。
内装は非常に凝っていて、キッチンやソファー、デスクなど、3インチの中に生活空間が再現されています。
多分、本キャストのファーストカラーかな。
このGMCモーターホームの金色のモデルは、 Salesman Awardという30台前後しか生産されなかったものらしく、数十万円ほどの値段がつくとか。
ほえー
香港製。
文責:SOx