先日、マイストの記事で、『マイスト。やはりジルメックスの血統を侮るなかれ。』と書いたところ、ニノマエ氏からクレームが来た。
マイストは、アメリカのIntex Recreation社が創設したカリフォルニアに本社を置く香港系ミニカーメーカーだと認識している。
そのIntex Recreation社は、香港のMC Toyと提携し、Zylmex/Zee ToysのミニカーをMC Toy名義で販売していた(ジルメックス以外のメーカーのもの使用していた)。1990~1992年にそれらの提携を解消し、新たにMC Toyのラインを移行して興したのがマイストとされている。(要調査案件なので後で更新予定)
拙い英語力で調べているでの違ったらごめんなさい。
すなわち、ジルメックス(Zyll Industries)とマイスト(Misto)には、直接的な血縁ではないのである。ニノマエ氏は先の文書の『血統』の部分でクレームを寄越した訳だ。確かに。
閑話休題。
さて、本題のモデルであるこれは、Zylmex、MC Toy、Maisto各社からリリースされている。それのMC Toy版である。
各モデルについては、↑サイトに載っている。
長々とマイストの話をしたが、MC ToyのトライアンフTR7である。もともとはZylmex(Zeeかも)のSpeed Demonsというブルバックで走る系ミニカーシリーズでリリースされたものである。
キャストは辛うじてトライアンフの特徴を掴んでいるので、元ネタはすぐわかる。はず…(私は初見でわかりませんでしたごめんなさい)。
こういった、デフォルメ系ブルバックの後ろにはどうしてもチョロQがちらつきますが、このモデルを見るとチョロQのデフォルメセンスが如何に優れていたかがわかります(決して、ジルメックスを悪く言うわけではなく。あくまで比較としてです)。
MC Toyのロゴが入っています。
これは正真正銘ジルメックスの血統。どうだ。ニノマエ氏。
文責:SOx