手のひら駐車場日誌

 高純度ダイカスト部 貧乏コレクターの備忘録

国産車ーYONEZAWA DIAPET NO.207 TOYOPET CROWN DELUXE

期待はあった、希望も

YONEZAWA DIAPET NO.207 TOYOPET CROWN DELUXE

ダイヤペットの1/65を初めて見たのは中野だった。その時はまだ見ぬ国産車の、しかも1960年代のセダンモデルがあったのかと感動することしきりだった。その時は130セドリックらしき車があり、改めて調べてみるとクラウンとセドリックの二種類のみが作られたということがわかった。そしてかなり珍しいものであるということも。

ウラ 中央のこれは何でしょうね

しかし何が起こるかわからないものです。実際に手に入れて持ってみるとまず驚くのはその重さです。それもそのはず、ミニカーに使われる金属としてはほとんど見かけなくなったアンチモニーで作られています。

細かい彩色に美しいメッキ

ヨネザワはどうやらここからラインナップを増やそうと考えていたようですが、この時はクラウンとセドリックにとどまりました。ヨネザワが本格的な小スケールのブランドを投入するのはチェリカシリーズまで待たなくてはいけません。しかしその間にも市場の情勢は変化していました。ヨネザワの1/65シリーズが他の小スケールミニカーのような大量生産に耐えられたのか疑問が残りますが、このシリーズが拡大された未来がどうだったのか。秋の夜長の空想はとどまるところを知りません。

文責:ハジメ・ニノマエ

このモデルのため尽力してくれたSOx氏に最大の賛辞を。

 

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